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北欧コラム

#季節のメニュー

北欧の夏をつげる風物詩「ザリガニパーティー」

 

スウェーデンの季節のイベントとお料理について、マンガ家の織田博子さんにイラストと写真と文章で伝えていただく連載。今回のテーマは、北欧の夏をつげる風物詩「ザリガニパーティー」です。

*織田さんは2017年に当時1歳の子どもと一緒にスウェーデンを訪問、その時の体験をもとにマンガ「北欧!自由気ままに子連れ旅」(イースト・プレス)を上梓。ダーラナのザリガニパーティー用ランチョンマットのイラストは織田さん作です。*

 

ザリガニパーティーとは

Hej!マンガ家の織田博子です。
夏のスウェーデンを訪問した時に、「ザリガニパーティー」に出会いました。

皆さん、「ザリガニパーティー(kräftskiva:クレフト・フィーバ)」をご存じですか?
主に北欧スウェーデンとフィンランドで行われる、夏にザリガニを食べながらお酒を飲むパーティーです。

短い夏に、屋外で家族や友達とワイワイ盛り上がり、ザリガニを食べる。
ザリガニの絵が描いてあるエプロンや帽子を身につけ、楽しいひとときを過ごします。

▲友人や家族とザリガニを楽しみます(イラスト:織田博子)

 

夏のスウェーデンは日が長く、7月の日没は22時ころ。
仕事が終わった後に家族や友人たちと過ごす時間を楽しみます。

▲ストックホルムの公園、夜19時ころ

 

どんな味?どうやって食べるの?

ザリガニを食べると言うと「泥くさそう」という意見がよく聞かれます。私も、初めて聞いた時は同じ印象でした。幼少の頃、近所の水辺で釣って遊んだ時に見た、泥まみれのザリガニの姿が思い浮かびます。

塩ゆでにしてディル(ハーブ)を添えただけのシンプルな調理ですが、予想に反して泥臭さは少なく、カニのような味わいです。

スウェーデン人のトーマスさんに食べ方を聞きました。
「体を真っ二つにして、身を食べます。この時、スープがこぼれないように思いっきりすすります」

すすった音が出てしまうのはスウェーデンではマナー違反ではないのでしょうか
「ザリガニを食べるときは音をたてても大丈夫。命への感謝を込めて、音を立ててすすります」

▲リラ・ダーラナで使用しているランチョンマット(イラスト:織田博子)

 

ザリガニの捕り方

都会ではスーパーで売っている冷凍のザリガニを食べますが、田舎では湖でとれたザリガニを大鍋で茹でて食べることもあるそうです。

ザリガニを捕ることをkräftfiske(ザリガニ釣り:クレフト・フィスケ)と呼びます。

トーマスさん
「夜、明かりをともしておくと、ザリガニが寄ってきます。それを後ろからつかまえるんです。ザリガニは後ろに逃げるからね。つかまえるのは楽しいですよ。」

kräftfiskeをすることは、都市部ではほとんどなくなったそうですが、機会があれば体験してみたいですね!

▲スウェーデン中部ダーラナ地方の湖

 

日本でもザリガニパーティーを楽しみましょう

リラ・ダーラナでは、例年7月ごろからザリガニパーティーメニューをご用意しています。

ザリガニは、「レイクロブスター」とも呼ばれる綺麗な水質で育った北海道・阿寒湖産のザリガニを使用。
濃厚なミソと上品な甘みの身を、ぜひご堪能ください。

お酒もぐいぐい進むこと間違いなし。思いっきりザリガニパーティを楽しみましょう!

 

▼ザリガニパーティーメニュー(例年7〜8月のみ掲載)はこちら
http://dalarna.jp/menu/

▼ザリガニコース(人気のスウェーデン料理「ヤンソンさんの誘惑」も含まれています
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-WHljOiNp5JI/course/P1963555/

▲大人数のグループでご予約の際は、リラ・ダーラナ特製ザリガニパンもついてきますよ!

Written by 織田博子
マンガ家。2017年に当時1歳の子どもとスウェーデンを訪問。その時の体験をマンガ「北欧!自由気ままに子連れ旅」(イースト・プレス)として上梓。 旅のコミックエッセイ「女一匹シベリア鉄道の旅」、「女一匹シルクロードの旅」、「女一匹冬のシベリア鉄道の旅」「女一匹冬のシベリア鉄道 特製余録」「北欧!自由気ままに子連れ旅」「世界家庭料理の旅」(イースト・プレス)、電子書籍「世界を旅する母ちゃん 駒込で子育て」